単体では機能しない、情報社会。

私は人や物を分類するのが苦手です。一言に「IT」と言っても、ウェブ、ソフトアプリケーション、サーバー、通信、機械・・・それらは何かの分かりやすさにつけられた分野で、目安として分類されてますが単体では機能しないから、今の情報社会はいろいろなコラボレーションから成り立ち成長しています。それは、あの人はプロだから、この人は凄いからなどの他人任せ理由で組む事でもないと思っています。 「私たちは何がしたいか？」それが“共感”できるかどうかで、会社と会社、担当者と担当者、人と人は、始めて共にベストなモノやサービスを創り込めると考えています。

と、書いたのは今から１０年以上前のことでした。
その考え方はいまも変わっていません。
でも最近、このストーリーに新しく付け加えたいことがあります。

日本の取り組みが、他の国へのモデルに。

それは私たち日本の企業経営者が抱える次の課題です。先進国で一番最初に少子高齢化に突入する日本。介護問題や医療費負担問題に向けたさまざまな国内の取り組みが、同じように少子化に進む他の国へのモデルになると思っています。特に従業員やパートナー企業、取引先担当者の介護や育児の問題を含め、短時間でもひとりひとりがしっかり稼げる仕組み（生産性）をどう向上させるかは、全て経営者の取り組みにかかっていると思います。
オークは、この横浜市中区という場所で、技術力を今まで以上に培いながら自社のノウハウを蓄積させ、日本だけでなくアジア各国に向けて自社のサービスを広く提供していきたいと考えています。

というわけでお忙しいなか、このようなうんちくをお読み頂きまして、ありがとうございました。

株式会社オーク
代表取締役　梶谷千鶴